形式に落ち着いてしまうと、それ以上は変化することが難しくなる。
形式に落ち着いてしまうと、それをより良くしようとする考えよりも、それを無傷で維持しようとする考えが勝ってしまうのだ。
宗教は、容易には変化を許さないだろう。
決められたことを、決められた形でしか行えないのである。
宗教的な思考を抱く人は、決められたことをなぞるのに精一杯であり、柔軟に考えることが出来ないのだ。
それは、偏見や誤解をそのままの形で放置するという状態を作り上げてしまう。
それでは、本質的に考えることも、行うことも出来ないのである。
偏見や誤解に根差した考えや行いを続けることは、苦しみや乏しさを増すことでしかないと理解しなければならないだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿