「友達が大変なの!」
	わたしは再度Nをなだめた。
	要約するとこうである。
	わたしに連絡する少し前に、同級生から連絡があった。
	その連絡はNに助けを求めるものである。
	話を聞くと、その問題が彼女達では解決することができないものだと理解した。
	前日、同級生は友人数人と所謂”飲み会”を開いていた。
	男女5、6人で夜遊びをしていた。
	飲酒や喫煙、そして、子どもだけの解放感に浸っていたのだろう。
	思春期特有の好奇心である。
	わたしも飲酒と喫煙はしなかったものの、友人との夜遊びはよく行ったものである。
	わたしは決して健全な高校生ではなかった。
	そのため、彼女達を責める気はない。
	もちろん、ルール違反であることは事実である。
	
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