光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2015年3月15日日曜日
追憶 916
「それは、白い翼だったの」
Nの言葉に対して、わたしの中に一つの光が輝いた。
わたしの直感は、それが天使の翼だと教えていた。
それは、思考よりも早かったのである。
「きっと、ガブちゃんだよ!」
Nの言う”ガブちゃん”とは、天使ガブリエルのことである。
わたしたちは天使ガブリエルのことを親しみを込めてそう呼んでいたのだ。
「初めて見たけど…すごいね!」
Nの表情は目を輝かせている子どもそのものであった。
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