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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2015年2月14日土曜日

追憶 889

ようやく見付けた時、Tさんは自宅近くの海へ飛び込んだところであった。
引き上げられたTさんは虚ろな表情を浮かべ、しきりに海が呼ぶとつぶやくのであった。
何とか自宅に連れ戻した。
その時には眠っていた。

Tさんは俗に言う霊媒体質というものであろうか?
人は高熱にうなされて幻覚を見ることがあるかも知れない。
しかしながら、Tさんはこのエピソードを覚えてはいないようである。
わたしは霊的な存在を信じているので、このエピソードには何らかの意図を感じてしまう。
わたしも幼い頃には、自分自身では覚えのないことで、大人から怒られるという体験を重ねてきた。
Tさんにもこれと同じような状況があったのではないかと思うのである。

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