人は、意識の段階を生きている。
人によって、経験している意識の段階は異なるのだ。
意識の段階は、人の一般的な興味の傾向と考えれば良いだろう。
例えば、幼い頃は本能に従って生きる。
少年(少女)と成れば、他者に従って生きる。
青年と成れば、性に目覚め、様々な欲望に翻弄(ほんろう)される。
壮年(そうねん)と成れば、見栄や自尊心に促(うなが)され、贅沢や快楽を覚える。
初老と成れば、強欲に引き摺(ず)られる。
中年と成れば、傲慢(ごうまん)に陥(おちい)る。
熟年と成れば、強情が極まる。
高年と成れば、自分勝手に振る舞う。
老年と成れば、くたびれて、意欲を失う。
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