身体は、老化によって機能が衰(おとろ)える。
すべての人には、いつか身体を労(いたわ)らなければならない時が来る。
これは自然の成り行きであるが、身体は、いつまでも治癒力を維持することが出来ない。
人は、いつまでも、自分勝手に生きることは出来ないのである。
自分勝手に生きることが出来るのは、子どもの時だけであるということを理解しなければならないだろう。
成長するに従(したが)って、人は利他的(りたてき)に生きなければならないのである。
身体は、治癒力を弱めることによって、精神を突き放す。
それは、身体が精神を自立させようとしているのである。
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