光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2021年4月14日水曜日
追憶 3110
わたしは、多くの人と同じように自由を求めていた。
当時のわたしにとっては、死よりも自由の方に価値があった。
わたしは鎖(くさり)で手足を繋がれていたが、隙(すき)を見て海に飛び降りた。
その先には死が待っていたが、不自由よりは良いと考えたのであろう。
黒人男性であった頃のわたしは、誇(ほこ)り高く死んだのである。
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