わたしはずっと腰痛に悩まされてきたから、毎日のように腰痛について考えていた。
腰痛の意味や原因を考え続けて、その原因が傲慢(ごうまん)にあると思い至(いた)ったのである。
それからは、出来る限り傲慢さに陥らないように努めた。
しかしながら、それは決して簡単なことではない。
謙虚(けんきょ)である時には、腰痛は和(やわ)らぐ。
痛みが消えて暫(しばら)くは謙虚さを保つことが出来た。
しかしながら、痛みがないことが通常となると、いつの間にかに傲慢さが芽を出し、いつの間にかに蔓延(はびこ)っているのである。
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