苦しみを悪いことだと考え、それを遠ざけることは、必ずしも最善の選択ではないだろう。
苦しみを利用しなければ、人は自我意識から離れることは出来ないのである。
人は、それぞれの形で苦しみを受け取る。
どのような人物にも、必ず苦しみは襲う。
この世界においては、苦しみを避けることの出来る人物など存在しないのである。
それは、自我意識の支配を受けない人物など、どこを探しても存在しないからである。
大抵の人物は、自我意識に偏(かたよ)っている。
そして、それが”普通”となっているのである。
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