今日(こんにち)の世の中では、意識的な価値を求める人は少ない。
形の無い深いものを受け入れる度量(どりょう)が育ってはいないのである。
今も昔も割合は変わっていないのかも知れないが、世の中は合理的な価値観が支配している。
すべての宗教は金儲けの道具に成り下がった。
金儲けの為に、意味の無い儀式を売っている。
芸術は、感性を追求する道ではなくなり、金儲けの手段となった。
売れる絵しか描くことが出来ないのである。
文学も同じで、理解させることしか書けない。
それがどのように優れた芸術であったとしても、売れなければ価値が無いのである。
売るためには、無知な人達が理解することが出来る形として提供しなければならない。
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