光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2019年11月30日土曜日
追憶 2610
なぜなら、それが楽しかったからだ。
小学六年生のわたしには、学校でガムを食べることは悪いことだと分かっていた。
恐らくは、誰もがそのことを知っていたであろう。
なぜなら、誰もが教師に隠れてガムを食べていたからである。
後ろめたい気持ちがなければ、隠れて食べる必要など無いのだ。
しかしながら、わたし達は隠れてガムを食べた。
そこには、罪悪感と緊張感との葛藤(かっとう)があった。
そのような刺激は、人の心を魅了するのである。
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