山頂に近付く程に、人々は助け合わなければならない。
他者を蹴落(けお)としているような者は、山頂へと続く険(けわ)しい道を登ることは出来ないのだ。
助け合うためには、思いやりや優しさ、許(ゆる)しや愛情が必要である。
他の物や別の相手がいると思えば、思いやりや優しさ、許しや愛情を育もうとは思わないだろう。
それは、他の物や別の相手に乗り換えれば良いと、自己を正当化するからである。
自己啓発や宗教などは、縁(えん)を断ち切る方法を教えている。
それは、気に入らなければ別を探せば良いという合理的な考えであるだろう。
しかしながら、縁を断ち切ることなど出来るはずがないのである。
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