すべての人は苦しむ。
人生において、苦しみを避けて通ることの出来る人はいないのである。
それは、理解に乏しいからだ。
理解に乏しいために、何事に関しても大切に扱うことが出来ない。
人は、軽んじるのである。
本人は大切に扱っていると思い込んでいるかも知れないが、それは、本人の思い込みに過ぎないだろう。
二つの悪いものから、程度の軽い悪いものを選ぶ時には、それが良いものに思えるものである。
“一方よりは”良いという考えが、やがて良いということに摩り替わってしまうのだ。
大切に扱っていると思い込んではいても、その水準は低いのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿