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自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。

2021年7月1日木曜日

追憶 3188

すべての人が、いつかは死に辿り着くことを知っている。
恐らくは、死を克服(こくふく)した人はいないだろう。
どのような人物も、必ず死ぬのである。
死は避けられないのだ。
すべての人は、自分も例外なく死ぬことを知っているだろう。
しかしながら、死後のことは知らないのである。
富を信仰(しんこう)する傲慢(ごうまん)な人の多くは、死後の世界など存在しないと考えている。
“無”に成るというのも矛盾(むじゅん)しているが、傲慢な人は死ぬと“無”に成ると考えているのだ。
それでは、人生を生きる意味がなくなってしまうという大きな矛盾を抱えてしまうが、刹那的(せつなてき)に生きている人はそう考えている。

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