アリは冬が来るのを知っていたし、冬の過ごし方も知っていた。
そのため、冬のために懸命(賢明)に生きたのである。
ここでいう冬とは、死後のことである。
富を信仰(しんこう)する人達は、人生が一度切りだと信じている。
彼等は、死後の世界など認めない。
死後や前世や中間生の記憶を持っている人が多くいるにもかかわらず、それを認めることはないのである。
そのため、公(おおやけ)に知られることがなければ、何をやっても良いと考えているだろう。
富を信仰する人達は、法律や道徳よりも富に対する信仰を優先する。
彼等にとっては、何よりも金を儲(もう)けること、利己的な快楽や欲望を満たすことが大事なのだ。
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