光の天秤 -自叙伝-
このブログについて
自身の体験をつづりたいと思います。
拙い文章ではありますが、お暇ならお付き合いください。
2021年9月22日水曜日
追憶 3271
金は幾らあっても、増える度に喜ぶことが出来る。
しかしながら、その喜びも束(つか)の間のことである。
今まで以上に金を貯めても、より多く欲しくなってしまうのだ。
百万円貯めれば、五百万円貯めたくなるし、五百万円貯めれば、一千万円貯めたくなる。
一千万円貯めれば、一億円貯めたくなるのである。
どれだけ美味しいものを食べても、やはり腹は減る。
腹が減れば、より美味しいものを食べたくなるのである。
食欲には限りがあるかも知れないが、金銭欲には限りがないだろう。
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